2024年1月例会
2024年1月14日 池田市市民文化会館
今年新年早々、大きな地震や飛行機事故がありました。地震の悲惨な映像を見るたびに、又追い打ちをかける余震、寒さ、雪、風に胸が痛くなるような思いです。その方々の苦難を考えると、微力ながらも何か力になれることがないかと思います。
今冬は暖冬かなと思っていましたが、１月になってからやはり寒くなってきました。そんな中1月14日、池田市民文化会館に於いて1月例会が開催されました。さすがに1月はカトレヤのシーズンです。原種、交配種咲き乱れています。パフィオや他の種も沢山出品されました。参加人数は26名、出品株は83鉢でした。
人気投票第1位は澤井公和さんのL. anceps f. disciplinata ‘Megumi’でした。持ってくるのも重いくらいの大鉢？いえバスケット植えです。相当に年季が入っています。19花茎43輪も咲いています。自由に咲いているようですがやはりこれだけの花を咲かせるのには手入れも大変で、手を抜くとこれだけの花は咲きません。第2位は小野田登志枝さんのAngcm. sesquipedale でした。アフリカ産の白い大きな花です。小野田さんはいつも珍しい花を上手に咲かせて、私たちを楽しませてくださいます。この花も原種とは思えないくらいに大きく綺麗に咲いています。第3位は同じく澤井公和さんのV. Pakchong Blue ‘Okokumi’ です。大きな花が10輪咲いて何よりブルーの色が綺麗で目立っています。下葉も落ちずに元気に育っているようです。
今月は、岩崎博美審査委員長による2023年の入賞花の解説が行われました。やはりコロナの間は審査の入賞株は少なくなってしまいました。少しは増えたといっても以前に比べると入賞花は少ないです。岩崎審査委員長には1株ずつ丁寧に解説していただきました。例会ではこれだけカトレヤが多く並んでいるのに審査では圧倒的にパフィオが多いです。6割ぐらいがパフィオです。さすがに入賞花は素晴らしいです。
水谷崇子
栽培賞・努力賞結果